AI魔術師の記録

GPT(Generative Pre-trained Transformer)を中心にしたAIの最新動向や応用事例、その社会への影響などを紹介するブログです。

stable diffusionでめっちゃ高画質化する方法

またまたまた久しぶりの投稿になってしまいました。

fanza同人でAI生成フロアというのができたみたいですが、売り上げに大きくは影響なさそうですね。
DLsiteで影響大きかったので、不安でしたが、一安心。。
まだまだ頑張れそうです。

さて、今回はAIで生成した画像を高画質にする手順を消化いします。

手順1【まずは、元となる画像を生成】

まずは元となる画像を生成します。
以下はサイズwidth 600、height900でステップ数24で生成した結果です。
縦横比はこのように3:2で生成することが僕は多いですね。
512×768で生成することが一般的かと思います。

この画像を高画質化します。

画像サイズ:600×896

元画像

手順2【img to imgのTiled Diffusionを使って画像を2倍にする。】

続いてimg to imgのTiled Diffusionを使って画質を2倍にします。

Tiled VAEを有効化して、Upscalerは4x-UltraSharpを使ってScaleFactorは×2、steps数は24、
Denoising strengthは0.3に設定して、生成します。←ここを大きくすると元の画像が崩壊しやすいので低めにします。
プロンプトは元の画像を生成するのに使ったのを同じのを極力使ったほうが良いですね。

画像サイズ:1200×1792

手順2で生成した画像

※手順3【Ultimate SD Upscaleを使って画像をさらに2倍高画質化する。】

最後にUltimate SD Upscaleを使って、さらに高画質化します。

画像サイズ:2400×3584

手順3【手順2を使って画像を生成】


最後の画像少し腹の筋肉のところが少し変になっちゃってますね。Denoising noiseをさらに下げたほうがいいかもしれません。


以上で基本的に終わりです。
このあと、さらにwaifu2x-caffeを使って高画質化することもできます。
waifu2x-caffeは描きこみが増えないので、高画質化というよりも、ただサイズを上げるというのみ形になりますが速度は速く拡大に耐えられるようになります。


上記の作業は1画像高画質化するのにだいたい15分くらいかかっています。
なので大量に画像を生成するのには向いてないですね。

あくまでここぞというときに高画質化するとよいと思います。

サイズを載せていますが、高画質化において重要なのはサイズもそうですが、描き込みの量を増やすことですね。
上記の手順は、描き込みの量を増やす手順ですが、描き込みの量を増やさなくのよいのであれば、waifu2x単体で十分ですね。

他にももっと良い高画質化の方法があれば知りたいところです。

はてなブログだと高画質化した画像のサイズはすべて804×1200でアップされてますね。自動で圧縮されるんかなと思います。