今回は、GPT APIを使って、単純な作業を大量にやらせることの例として単語帳を作成するVBAを実際に作成してみました。
とはいえ、指定した単語に対して、その単語の意味とテーマにそった例文をセルに出力するだけの単純なものです。
詳しく言うと、NGSL(New General Service List Ver 1.1)の、一般英語の領域で非常に高い頻度で出現する2799語のリストの中から指定した単語数だけランダムに抽出してきて
その英単語の意味と指定したテーマにそった例文を出力するVBAマクロです。
下記に、そのマクロ搭載したファイルをアップしています。
drive.google.com
◆使用方法◆
- H1セルにAPI-keyを入力してください。
- H2セルにモデル名を入力してください。(デフォルトでは、gpt-3.5-turbo-16kを指定しています。)
- 以上の設定が終わったらP2セルあたりにあるボタン(単語帳生成)をクリックすると、フォームが出てくるので、出力する単語の数と例文に使うテーマを指定してください。
※トークン数は、入出力の上限を1500トークンにしています。
※Temperature、top_pはともに0.2で指定しています。
変更する場合には、ソースコードを直接いじりましょう。
※出力する単語の数を大きくすると時間もお金もかかるので、注意しましょう。10単語で生成作るだけでも1分くらいかかったので、2799の全部の単語で生成すると5時間近くかかることが予想されます。
デフォルトでは、テーマをうんちにしていますので、例文がすべてうんちに関連したものが出ています。
単語一覧シートにNGSLの基本単語2799語を記載していますが、ここに記載する単語を変えれば、別の単語で単語帳が作れます。
上記のエクセルを利用して、画像生成AIと組み合わせたり、htmlのテンプレを使って見栄えを整えたりすれば本格的なものを作れると思われます。